壁掛けテレビのデメリットはこれで解決!!レコーダー置き場を作ってみた

DIY
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DIY時々お家と猫~平屋25坪の家で暮らす30代夫婦と猫のレオンとシュガーの生活~

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こんにちは!レオシュガの父です。今回はリビングのカウンターに設置しているHDDレコーダーの置き場をDIYしましたのでその様子を紹介します。

最近はNetflixとかYouTubeをメインで見る事が多いですが、テレビ番組もたまに録画して見たりしています。

我が家のテレビは壁掛けにしているのでレコーダーの置き場をどうするかの問題が発生します。対策として,一つはフロートタイプのテレビボードを設置する事だと思います。

我が家はテレビ下の空間をスッキリさせたかったので採用しませんでした。

代わりにリビングのカウンターまで空配管でHDMIケーブルを通して、カウンターのニッチにレコーダーを設置しようという事になりました。

しかし、実際にレコーダーを設置してみるとカウンター上で存在感をめちゃくちゃアピールしてきます。そんな事もあろうかとカウンター下にはコンセントを追加してもらってあります。「意外と重要なコンセント計画」←我が家のコンセントについてはこちらの記事をご覧ください。

もう少し短かったら...

これも100均の箱を加工して配線を隠したりしてなるべくスッキリ収まるようにはしてあったのですがやっぱり存在感がありますね😅

溶接機にも慣れてきた事ですし、レコーダーの置き場をDIYで作る事になりました。それでは始めていきます👨‍🔧

※注意:DIYは何を言おうとも自己責任です!隣家やご近所に迷惑をかけても、ケガをしてしまっても誰も責任を取ってくれません。

事前にしっかり情報を集めたり、失敗も味と考えられるメンタルを持つ必要もあります。しかし、完成した時の達成感は何物にも代えがたいものです。この記事を見た方のDIYへのハードルが少しでも下がれば幸いです。

※資格について:会社で溶接作業を行う際は、経営者は労働安全衛生法で決められた特別教育や技能講習を受講させなければいけない事になっています。またボイラー溶接士といってボイラーの製造や改造、修理の為に溶接をする場合には別に資格が必要になる事があります。

お家でDIYで物を作る程度で溶接作業をする場合は特に資格は必要ありませんが、電気を使用しますし、粉塵、火花も出るので、身体に悪影響があったり、火災を引き起こしてしまう危険があります。

安全に作業する為に事前にある程度知識を取り入れておきましょう。レオシュガの父は仕事で必要ですので特別教育や技能講習を修了しています。

まずは測定から

DIYをする上で大事なのはまずは測定だと思います。何を作ろうにも必要な鋼材を用意するにしても寸法が必要ですからね。

という事でレコーダーを測定します・・・・・・・・

横と奥行はどちらも215mmです。高さは80mmです。横と奥行はネジとかジャックの飛び出しとかを考慮して内寸を220mm、高さはスイッチを押す為に少し高めに内寸は100mmくらいで作成しようと思います。

図面を作る

今回もなるべく正確に数字を出す為にJWCADを使用して図面を作成します。

使用する鋼材は30×30mm厚さ3mmのアングル鋼、25mm幅厚さ3mmのフラットバーです。

厚みや切り欠きの分も考慮して入力していきます💻

・・・・・・・・できました😅独学なんでもっと簡単なやり方があるんじゃないかと思いながらいつも作っています。作るものは大体直線的な物が多いのでこれで十分ですけどね。

これを作成して上のアングルに穴を空けて、リビングのカウンターの裏面にビスで固定しようという考えです。

鋼材を切り出す

長さが決まれば鋼材を切り出していきます。使用する鋼材は「溶接作業台を作ってみた(図面付き)」で余った物を使用するので今回は鋼材の出費はゼロです。

※ここからは電動工具や溶接機を使用しますので作業に適した保護具を必ず装着して、ケガをしにくい服装で作業してください。

レオンくんが何かを見ていますね🐱
スコヤとケガキペン

まずは余った鋼材を準備します。端切れの様な物でも長さによっては使用できるので無駄なく使用しましょう。クランプで固定出来ない程の長さの場合は危険ですので諦めましょう。ケガをしては意味ありませんからね😓

まずは必要な長さにケガいて、クランプで固定してディスクグラインダーの切断刃で切断します。前回同様まずは刃を軽く当てて線をなぞります。

線を綺麗になぞれたらその線に沿って何度か刃をすらしていくと切断する事ができます。

力を入れすぎると刃が噛みこんでキックバックを起こして、刃が顔面に直撃なんていう危険なことが起こる可能性があります。力加減に注意して作業しましょう。

必要な鋼材をどんどん切断していきます。

長さを切断し終えたら次に切り欠きを行います。溶接する時にどのような形になるかを考えてケガキを入れます。ケガキを入れ終えたらその線に沿ってグラインダーで切り欠き加工します・・・・・・。

バリがあります
切り終えたら一度並べてみます

こんな感じですね😁バリが出ていると思うので全て磨き用の刃でバリを落とし、溶接面は斜めにしておく事で溶接面が多くなるようにしておきます。

溶接していく

溶接する前に一度鋼材を並べてみて図面通りの形になるか確認します。

スパッタ防止の為にスパブロックを溶接箇所周辺に塗っておきます。これはチップ用ですので使いにくいです😅次回はスプレータイプを購入したいと思います。

直角も出そうですね
スパブロックを塗ります

次に四角の枠を綺麗に作る為に4隅を点付けして各直角をスコヤで見ていきます。

鋼材が真っすぐ切ってあれば...
直角を出しやすいです

直角が出ていたら立ち上げのフラットバーを溶接します。レコーダーが収まりそうだったらそこまで直角にこだわらなくてもいいと思いますが、やっぱり完成した時の見た目が全然違うのである程度は直角を出しておきましょう。

横に倒して溶接しました

次は上部のアングル鋼を溶接します。溶接台の端を利用して溶接しやすい状態にしましょう。立ち上げの溶接は難しいのでなるべく下に置いた状態で溶接するようにしましょう。反対側のアングル鋼も溶接します。

なるべく下に置いて溶接する

全ての溶接が終了したらディスクグラインダーの研磨用の刃で角を落としたり、スパッタを取り除きます。これで形が出来上がりました😏

角があるので...
丸くしておきます

穴あけをする

ハンマー、センターポンチ、定規、ケガキペン、ドリルの刃、インパクトレンチ

次は固定用のビス穴を空けていきます。カウンターの木の厚みを考慮してビスの長さは25mmの物にします。太さが3.8mmですので4mmのキリで空けておけば十分だと思います。

まずは穴を空けるアングル鋼のセンターにケガキを入れます。センター1カ所と両サイド20mmの所にケガキを入れます。(アングル鋼のセンターだと後々ビスが打ちにくかったので少し外側にした方がいいかも)

少し見えにくいですが
十字に線を入れて
センターポンチを打ちます

線がクロスしている中心にセンターポンチをハンマーで打ちます🔨

鋼材の穴あけは細い物から順に広げていくのが安全ですが、今回は細いので1発目から4mmのキリで大丈夫です。

穴が貫通する時が一番力が掛かって危険ですので加工物が回転しないようにしっかりと固定しておきましょう。万力やシャコ万力があればそれで固定した方がいいです。

赤丸の形になるように
少し大きめのキリでテーパーを付けると
ネジの頭が飛び出さずに収まります

6カ所の穴あけが終わったら次は皿ビス用に穴にテーパーを付けます。

皿ビスの頭の部分と同じサイズのキリをセットして先程空けた穴が貫通しない程度に力加減に注意してキリの先端を当てていきます。すると写真のように皿ビスの頭が収まるようになります。穴の反対側にバリが出た場合はディスクグラインダーでバリを落としておきましょう。

塗装する

今回は室内で使用しますので設置する場所に合った色にしておこうと思います。ニッチの棚が白ですのでこいつも白にします。

鋼材は買った時の状態では錆びないように油が塗ってあります。溶接するにあたってはそこまで気にならないのですが、塗装するとなると塗料が弾いてしまうのでまずは脱脂をします。パーツクリーナーとウエスを使用して全体を脱脂します。

ウエスがめっちゃ黒くなりますよ

脱脂が終わったら「可動棚の使い方」の時に使用したメタルプライマーを全体に吹き付けます。これをやっておかないと塗装がひび割れやすくなってしまいます。

有名なのは「ミッチャクロン」ですね。標準塗り回数が1回になっていたので1回だけ塗っておきました。

白はつやなしで
透明なのでどれだけ塗れたのかわかりませんね

最近はDIYが流行っているせいか色んなメーカーから類似品が発売されているので用途を確認して購入してもらえればと思います。

次に白色を塗っていきます。塗装は急ぐと失敗しやすいので何度かに分けて段々と塗り重ねていきます。

自分の好みの色合いになるまで塗り重ねてください。色が乗らないからといって一気に塗ったり、近距離で塗ると塗料が垂れたり泡々になってしまうので注意してください。

薄く
回数を分けて
塗り重ねます

塗り終えたら十分乾燥させます。

設置する

棚が完成したので実際にリビングのカウンターに設置していきます。

今更ながらレコーダーが入るか確認💦

ピッタリだにゃ

カウンターの裏面に取り付ける為、配線を通す穴を空けなくてはいけません。やり方としては25mmのホルソーで表と裏から穴を空けて貫通させようという作戦。まずは穴を空ける位置を決めて印をつけます。

壁からHDMIのセンターくらい
コンセントから5cmくらい

次に4mm程度のドリルのキリで印の所を真っすぐ貫通させます。その穴に沿ってホルソーのセンタードリルを入れて穴を空けていきます。表が終わったら次は裏からも空けていきます・・・・・・・・・・・・。

上から
裏から

貫通しませんでした😅ホルソーが思ったより深く入りませんでしたね。

作戦変更でホルソーで出来た溝に2mmのキリで穴をたくさん空けて抜こうと思います・・・・・・・・・・。抜けませんね😓

ポロっと取れるはず...が

ノミを持っていないのでセンターポンチで叩いてみます。少しずつボロボロと割れて厚みが減った所でもう一度ホルソーを使って穴を抜きました。なんとか穴あけすることができました。

このままではささくれが酷いのでサンドペーパーで穴の角を落としておきます。

ささくれてますね
100番と400番を使用
分かりにくいですが

配線も以前同様隠しておきたいので100均の箱を再利用します。下にも穴を空けて配線を出せるようにしました。

こんな感じで
全く配線類が見えません

次に棚の位置を決めます。一人ではきつかったのでレオシュガの母に持ってもらっておいて、位置を決めたらその間に対角にビス止めをしました。

棚が完成しましたのでデッキをセットしていきます。が下のコンセントを使うとやはり配線が目立ちます😯追加したコンセントを使用したかったのですが見た目が悪いのはダメですね💦

ですので配線隠しの箱を通して上のコンセントに挿すことにしました。他の配線の余った分も箱に収めます・・・・・・・・という事で、

コンセントに目が行きますね
全部上の箱に隠してしまいます
カウンター上もスッキリ

完成でーす😆見た目がスッキリしましたし、カウンター上も広々と使えるようになりました。遠目で見てもレコーダーも目立ちません。

DIYを終えて

今回はレコーダーの棚をDIYしました。塗装もありましたので何日かに分けて作成しましたが、棚を作るだけだったら慣れた方だったら半日程度で作る事ができると思います。うまく作る事が出来ましたし、今度は何を作ろうかなぁと思っている所です。

DIYは自分が思っていたように出来上がった時の満足感がいいですね。まぁ失敗する事もありますけどね😑失敗したら次に活かせばいいのでまずはやってみる事が大事だと思います。

正直お家に穴空けたりする時はヒヤヒヤしますよ😅そのうち慣れるのかな?

という事で今回はこの辺で終わりたいと思います。ではまた次回に!

息ピッタリの兄弟です🐈🐈

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