DIY時々お家と猫~平屋25坪の家で暮らす30代夫婦と猫のレオンとシュガーの生活~
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こんにちは!レオシュガの父です。
今回は、私達夫婦が我が家を建てるまでの話を書こうと思います。私達夫婦が本格的にお家を建てようとなったのは2020年の5月頃でした。そこに至るまでにも色々な諸問題があったのですがそれはまた次の機会にしたいと思います。
お家が完成して引っ越したのが2021年の10月でしたのでお家づくりに約1年半くらいの期間掛かりました。この辺は各家庭によってそれぞれのペースだと思うのですが、お家づくりって楽しい事ばかりではなくて辛い事や悩ましい事も沢山あります。レオシュガの父的にはこの1年半という期間は精神的にも肉体的にもちょうど自分に合ったペースだったと思います。
『プロフィール』でもお伝えしている通り、私達夫婦がお家づくりをするにあたって色々なSNSやブログが参考になりました。今回の記事が新しくお家づくりを始めようと思っている人の参考になればと思います。あくまで我が家の場合はこんな感じでしたよという事ですので全く同じ流れではないと思いますがその辺はご了承ください。
まずは何をしたらいいの?
まずお家を建てようとなったら何をしたらいいと思いますか?先ほど言ったようにSNSやブログをまず見て情報を集める...んですがその前に自分が住みたいお家の大まかな形を決めてそのキーワードから関連するSNSやブログを探した方が良いと思います。
お家づくりのSNSとかは大量にありますからね。なるべく自分の建てたい家のイメージに近い物を参考にした方が良いと思える生活動線だったり、間取りが出てくると思います。例えば我が家でいうと、平屋、木造っていう感じです。
色々な情報が入ってくるうちにお家の構造であったり性能、設備、材料といった知識も増えてくると思います。その中で自分が採用したいと思うものをスクショやブックマーク、フォローをしてどんどん残しておきましょう。
木造でも我が家の様な木造軸組工法(在来工法)もあればツーバイフォー工法もあります。その他であれば軽量鉄骨造や鉄筋コンクリート造等。住む地域によっては断熱構造がどんなのがいいかとかもあります。
この辺は予算の関係もありますしどの工法や構造にも善し悪しがあるので、自分そして家族にとって何が一番なのかを考えればいいと思います。結局自分が住むのであくまで参考にするっていうスタイルが大事です。『お家づくりは自分たちが主役』ですからね。
実際にお家を見に行こう
次に様々に得た情報から自分達の要望に応えてくれそうなハウスメーカーや工務店を探して「完成見学会」に参加します。今はInstagramやホームページから来場の予約ができると思います。地域密着型の工務店さんは施工範囲が限られている場合もあるのでこの辺も事前に問い合わせしていおいた方がいいですよ。
なぜ「完成見学会」なのかと言うと、いわゆるハウジングセンターに建っている家は一般的なお家と比べて規模も大きく設備も最高グレードみたいなのが多いのでめちゃくちゃ良く見えるんです。当たり前ですよね。建てるのはあくまで一般的なお家の方がほとんどだと思いますので実際に住む事が考えられた動線や間取りを採用している「完成見学会」はとても参考になるからです。
せっかくの機会だから色んな会社のお家を見学してみたいと思うかもしれませんが、レオシュガの父的には5社以内程度に絞って参加するのがいいかなぁと思います。その理由としては、やはりハウスメーカーも会社として活動をしている以上お客さんを獲得しないといけません。
「完成見学会」などに参加すると必ずアンケート用紙に住所や電話番号を書くのですが、明らかに自分が思っていた感じと違うとかだったらその場で縁が無かったと伝えるのもありかもしれませんが、候補として参加している見学会ですので書かない訳にもいきません。
そうなると参加した先それぞれで話を進めなくてはいけなくなって、時間も膨大に掛かってしまいますし(どこの会社も打ち合わせ時間は1回につき大体2時間くらいあります)、最終的にここの会社で建てるぞと決める際にその他の会社には断りを入れないといけませんのでとても心苦しい思いをしないといけないからです。DMも結構な頻度で届いたりします...
お家の見学をする時に見ておくポイントとしては...
①間取り・・・部屋の並び(生活動線的な)は生活をする上でとても重要です。水回りの並びやランド リールームとクローゼットの位置関係、玄関とキッチンの距離関係などで動線を考慮してお家を建てると日々の生活がとても楽になると思います。自分達の生活に合った良い間取りがあれば参考にしましょう。
土地によっては叶えられない間取りもあるかもしれないので、絶対に叶えたい間取りがあれば、間取りを考慮した土地探しもできるかもしれません。(我が家の場合はそんな事考えておらず、たまたまいい土地に巡り合えました😅)
②サイズ感・・・土地の坪数や建物の建坪等。土地や建物は広ければ広いに越したことはないのかもしれませんが、土地も建物も大きくなれば当然値段も高くなります。土地に関していえば外構費もあがりますし、これは建物でも言えますが掃除などの管理がとても大変になってきます。住んだ際の生活を考えてどのくらいのサイズが自分達で管理できるのかを見学会を通じて体感しておくのもいいと思います。
サイズ感で言うと各部屋のサイズ(何帖か)も見ておくといいかもしれません。洗面室は何帖か?とかクローゼットは何帖か?とかです。各家庭の家族構成によって必要なサイズが違うと思うので見学したお家を参考にさせてもらいましょう。
ただ同じ帖数でも動線や形で使い勝手が変わってくるのでこの辺りは注意した方がいいです。例えば我が家の場合はウォークスルークローゼットになっている⇒詳しくは⇒「25坪の平屋でルームツアーしてみた」ので片側のドアの前には物が置く事ができません。これが普通のウォークインクローゼットだったら奥にも棚を設置して収納量を上げる事もできます。ってな感じです。
③設備・・・設備は建具、建材(外壁、玄関ドア、扉、床材、壁紙)、キッチン、お風呂、トイレこの辺りでしょうか。特に素材感、や色、柄というのはサンプルで見るのと実際に施工された状態で見るのでは全然印象が変わってきます。
メーカーのショールームでも見る事ができますが、全ての色や柄が施工された状態になっていないので見学会は貴重な体験の場になります。良いと思った物はメーカー、型番、色番を聞いてメモしておきましょう。我が家も壁紙や床材などを参考にしました。
③写真を撮らせてもらう(要確認)・・・これは担当者に許可をもらってからにしてもらいたいのですが、写真を撮っておくのもいいかなぁと思います。設計時やコーディネイトの際に言葉で説明するのが難しい場合などに写真を見せる事でイメージを伝えやすくなるからです。せっかく参加した見学会ですのでその建築会社に決めなくても良いアイディアはありがたく頂いておきましょう。
家づくり相談会に参加しよう
完成見学会に参加すると家づくり相談会に参加しませんか?と建築会社の方からお誘いがあると思います。見学をしていてお家づくりの候補となりそうな建築会社だったらさっそく参加してみましょう。我が家は4社くらい見学をしてそのうちの3社の相談会に参加しました。
そのうちの1社に関しては1回目の相談会を終えた時点でフィーリングが合わないと感じたため、次の打ち合わせはお断りしました。(←これ早い段階でした方がいいです。相手さんにも時間を取らせて悪いですし、自分達も時間を無駄にしない方がいいからです。グイグイ来る営業さんでもその気がないならきっぱりとお断りしましょう)
相談会の内容としては、1枠2時間でその会社の成り立ちやお家づくりに対する考え方、構造や特徴などから始まり、お家づくりの具体的な流れやお金の事(ローンの事など)建築会社によってはFPさんを呼んでもらって現在の自分達の金銭的状況を客観的に見てくれたりします。
ただ建築会社さんに出入りしているFPさん(保険の営業さんが多いのかな?)なんで建築会社寄りの考えになるかもしれませんのであまり信用しすぎない方がいいかもしれませんが、、、我が家は建築会社とは関係のない別のFPさんにも相談しました。
後はFPさんとの相談では特にローンについて聞いておいた方がいいと思います。特にお家のローンに関しては額も大きくなるので、借りれる額と払える額はまったく違うので今の自分達の金銭的状況と将来に対しての貯蓄をどうしていったらいいかなんかはとても参考になると思います。
見栄を張って無理してローンを組んで生活にゆとりが無いっていうのは良い状況だとは思えないですよね。家族それぞれに趣味だってありますし、やりたい事もあります。その辺を考慮して自分達なりの予算を決めていけばいいと思います。
ただ将来に関しては誰にも分からないのであくまで現状からの将来設計(予測)という事は忘れないでください。この辺があるので保険の営業さんがFPをやっている事が多いのかなと思います(仕事に繋がりますからね)。
1枠2時間では色々な情報が収まらないので何日かに分けて相談会が行われます。記憶が曖昧なのですが建築会社を決めて仮契約をするまでに各社10回以上は打ち合わせに行ったと思います。
決断力がある人はこんなに掛からないかもしれませんが・・・レオシュガの父は優柔不断なんで(笑。2社×約10回×2時間=約40時間+移動時間←建築会社を決めるまでだけでもこれだけの時間が掛かるので、先程もお伝えしたように相談会にまで参加する会社はある程度まで絞った方がいいのです。
ほぼ毎週のように打ち合わせがありますので多すぎるとお家づくりが嫌になってくるかもしれません(汗。
仮契約
相談会や打ち合わせを行っていくうちにこの建築会社にしようと決断したら次は仮契約を行います。
「仮契約」「基本計画申込」「手付」「申込」とか会社によって呼び方が様々あるようですが、本契約「工事請負契約」の前段階の契約で施主(自分達)がお家の建築を依頼する意思表示の為に行う意味合いらしいのですが、建築会社としても設計や間取りの作成を行うという事は費用も掛かりますし、せっかく出した設計図を簡単によその建築会社に持っていかれてしまって本契約が出来なくなったら損害も大きいので仮契約という形でお客さんとの信頼関係を築きたいのだと思います。一般的に金額は10~20万円が多いようです。
注意点としては仮契約というのは法律的には存在しないそうで(存在しないのなら契約と言ってほしいですよね)、言葉の使い方で「仮」なんでとか言われるとライトな感じに聞こえるんですが実際には契約なんでしっかりと内容を確認してから印鑑を押さなくてはいけません。
具体的に言うと返金される条件(設計図作成したらもう返金できませんよとか)や万が一の時(ローンが通らなかった場合とか)に返金されるのか等の確認です。後はこの契約によって支払われるお金が請負契約の金額に充当されるのかとかも確認しておいた方がいいと思います。
契約書には簡単に印鑑(サインも)を押してはいけません。と言ってもこれをしないと話が進まないのも事実なのでしっかりと内容の確認と家族で話し合いを行ったうえで契約書に印鑑を押しましょう。逆を言えば金銭的に余裕があって何社かで図面を出してほしかったら何社かと契約をするのもありなのかな?とも思います。
うちはそんな事をする余裕は無かったのでされる方は各建築会社にそういうやり方も有りなのかを確認したうえで契約してください。
気を付けようというお話・・・今でもこういう事があるのかどうか分かりませんが、レオシュガの父の実家を建てる際にある有名ハウスメーカーで2回目くらいの打ち合わせで「とりあえずローン審査をしてみましょう。ローン審査をするのには仮契約が必要なんです」とか言われて大した説明もないまま書類を書かされて後日、図面とかも勝手に作ってきて契約しているんで14万円払ってくださいとか言ってきたという事がありました。
土地も決めてもないのに図面とかがあるのも意味が分からないですし、ローン審査するだけって言ってましたよねって感じでした。
まぁうちの親がそういう事(契約について)を知らないのも悪かったのですが子供(当時高校生)ながらにこんな大人にはなりたくないなぁと思い、他人は簡単に信用してはいけないんだなという勉強になりました。
結局消費者センターみたいなところに相談してもこれは契約書ですからねとか言われてしまって返金される事はありませんでした。不信感しかないそのハウスメーカーでも家は建てませんでした(ハウスメーカーぐるみでそういった紛らわしい事をさせているのか営業が独断でやっていたのかは定かではありませんが、、、)。
大事な事なんでもう一度、契約書には簡単に印鑑(サインも)を押してはいけません。契約書の内容で分からない所は印鑑を押す前にしっかりと相手に確認をしておきましょう。
次回に続く
ちょっと長くなってきたので2回に分けようと思います。2回で済むかな💦 次回は「難航する土地探し」からです。
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